脂肪を燃焼させるのは脂肪?
- amefutomatome
- 2016年11月29日
- 読了時間: 2分

冬のオフシーズンに気を付けたいのはやはり食べ過ぎや運動不足による脂肪の蓄積。
忘年会なども増えるこの時期に特に多い悩みである。
脂肪を溜めたくないから食べ物の脂質を減らす、というダイエッターの方は多いが半分正解で半分間違いである。
脂肪と一口に言っても、多くの種類があるのはご存知だろうか。
大きく分けると二つ、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸である。
飽和脂肪酸は、バターやラードに含まれ、化学式では二重結合をもたず安定し、室温で固体として存在する。
不飽和脂肪酸はさらに一価不飽和脂肪酸(オリーブ油、キャノーラ油)と多価不飽和脂肪酸(コーン油、亜麻仁油)に分けられる。
体内で合成できるのは、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸であり、体内で作られるのに外部から摂取すうるということはすなわち脂肪として蓄積されやすいということである。
一方で多価不飽和脂肪酸の中でも注目を集めているのがオメガ3と呼ばれる脂肪酸である。
オメガ3とは、魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸の総称。意識して摂るべき必須脂肪酸として位置づけられている。 血液をサラサラにしたりコレステロール値の低下、アレルギー抑制など幅広い効果が期待されている。
人間は不飽和脂肪酸の中でもオメガ3系のαリノレン酸を体内で合成することが出来ないため食事などを通して外から補う必要がある。
血液をサラサラにするということは、すなわち全身の血行をよくすること。そして血行がよくなるということは、代謝が上がり、体内の脂肪をエネルギーとして燃焼させようとする働きが促進されるということにつながっていく。肥満の方は、体の表面や、腹部、臀部などはひんやりとしていることが多い。その理由はすなわち血行がよくないためである。血行を良くして脂肪を効率よくエネルギーに変換することで、脂肪減少につながっていく。
下記サプリメントはアメリカのNOW社が出しているオメガ3系サプリメントである。
筆者も1日1回2粒を摂取しており、合わせて有酸素系運動を30分以上やると効果的であった。
アメリカ製ということもあり粒が大きいのが難点ではあるが、2ヵ月続ければある程度効果は見られるだろう。
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