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甲子園ボウル結果

  • amefutomatome
  • 2016年12月19日
  • 読了時間: 3分

16.12.18第71回甲子園ボウル 関学31-14早稲田

どちらもホームユニフォームでおこなわれた今年の甲子園ボウルは、青の王者が返り咲いた。

1Q、関学はRB#40橋本、#33野々垣のランをコールするが、早稲田のDL、LBの鋭いタックルに阻まれ、パスプレーを多用していた。

早稲田のDefアライメントは、DLが1枚NGの位置にセットし、あとはLBに近い位置からラッシュを仕掛けるという思い切ったアライメントであった。LB#44、#7加藤が随所にタックルを浴びせていた。

ここで関学はパスプレーにスイッチ。小柄なDBと、長身WRとのミスマッチを狙いパスを投じた。最後はQB#6伊豆のQBドローにて先制点を挙げる。

早稲田のオフェンス、RB#28須貝、#6西條のランでリズムを作り、WR#4西川へのパスなどをはさみながら最後は#6西條のランですぐに追いつく。

関学DefはスタンツでOLをゆさぶってラッシュをかけるがRBのデイライト能力が高くスルスルと抜け出る場面が多かった。体の大きなRBはいないが走り方が非常にうまいのだろう。

2Q序盤は、両チームパントの応酬、関学のランが少しずつ出始め、関学が追加点をあげ14-7。

直後の関学キックオフのボールをキャッチしたリターナーがカバーチームを引きつけ、反対サイドにフリーになったリターナーにパスを投じたが、これは前パスというジャッジにて反則をとられた。

このプレーでリズムが狂ったか、5ヤード下がって迎えたファーストシリーズ、DL#52松本が激しいパスラッシュでQB#12笹木を追う。左にロールアウトしながら投じた甘いパスを、LB#45山本にインターセプトされそのままエンドゾーンへ持ち込まれた。山本は一時サイドラインに出た主将LB#47山岸の代わりにでていたLBである。投げる前にはすでにWRのほうへと動き出していた。完全に狙っていたプレーである。

残り2ミニッツとなり早稲田の攻撃となったが、箍がはずれたようにパスを2本失敗、あえなくパントとなりハーフタイムへ。前半は21-7と折り返す。

3Q、笹木のパスに迷いが消えた。インターセプトをかき消すかのような鋭いミドルパスを次々に決め、FG体系から、ワイルドキャットフォーメーションにスイッチし、リバースプレーからボールを受け取ったQB#1坂梨からTE#87田島へのフリーフリッカーで追加点をあげ、これで21-14と関学に詰め寄る。

最終4Q、関学は時間を使いながらランプレーを主軸にオフェンスを展開、FGで追加点をあげる。

つづく早稲田の攻撃、リバースプレーから坂梨→笹木へとボールを戻し、パスを投じビッグゲインをみせる。

しかし、続く攻撃でDLのラッシュから逃げながら投げた浮き球を、カムバックしていたWRの死界から走りこんできたDBにインターセプトを喫する。

関学はこの攻撃シリーズを野々垣のランできっちりと決め、31-14とリードを広げる。

早稲田は最後の攻撃、ロングパスを投じて50ヤード付近まで攻め込むが、サイドライン際のパスをDB#3小椋にまたもインターセプトされ万事休す。

関西学院オフェンスのヴィクトリーフラワーが開花した。

組織力の関学、チーム力の早稲田、非常に見ごたえのある甲子園ボウルだった。

甲子園ボウル最優秀選手賞は関学QB#6伊豆

甲子園ボウル敢闘賞は早稲田LB#7加藤

年間最優秀選手賞チャックミルズ杯は関学LB#47山岸

ライスボウルは、2017.1.3 15:00キックオフで、富士通フロンティアーズと対戦。

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