ライスボウル2017
- amefutomatome
- 2016年12月20日
- 読了時間: 2分
JXBであのオービックをわずか3点に抑えて勝利した富士通フロンティアーズ、
立命館大学を2度破り、甲子園ボウルでも早稲田にリードを許さなかった関学ファイターズ。
2014年度のライスボウルでの対戦から2年。両者のこの対戦にかける思いは強い。
前回は富士通が33-24で関学を破り真の日本一の称号を獲得した。
富士通はこのライスボウルが初出場、初優勝というチームにとって記念すべき日であったことは間違いない。
「甲子園ボウル優勝さえ通過点」という声でも聞こえてきそうな関学。常に社会人を倒して日本一という目標を掲げており、前回の対戦でも、3Q終了時点では24-23と富士通を上回っていた。
関学は過去10回ライスボウルに出場。これは学生リーグでトップの出場回数である。しかし、ライスボウル優勝回数はわずか1回。立命、京大、日大よりも少ないのだ。
JXBでの記事でも書いたが、富士通にはDLに外国人選手がいない。しかしオービックのオフェンスを粘り強いタックルで止め、タッチダウンは許さないまま失点を3点に抑えた。
運動量豊富なLB陣と、鋭くインターセプトを狙うDB陣。
正攻法では正直分が悪い。関学がどういった奇襲を仕掛けてくるのか、非常に楽しみである。豊富な練習量により積み重ねられたスペシャルプレー、現在ですでに20個あると鳥内監督は記者会見で言い放った。
富士通のオフェンスは、プレーこそ単純であるがそれをプレーする選手たちが一筋縄ではいかない。QB#3キャメロンから繰り出される矢のようなパスを経験豊富なWR陣が捕り、ランアフターキャッチでロングゲインを狙う。
さらにRB#29ゴードンの巧みなランステップは、システムでは止まっていてもするすると抜け出てくる怖さがある。
OL陣は過去日本代表に選出されたメンバーが数多くおり、関学DLがこのギャップを割るのは簡単ではない。
さらにJXBで10点を脚で稼いだK#1西村。コツコツと点差を広げていくスペシャリストだ。
地力では富士通が勝っているだろうかというところではあるが、関学のLB陣が富士通のハイパーオフェンスをどう攻略するのか見ものである。
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