タックルの技術1
- amefutomatome
- 2016年11月25日
- 読了時間: 2分
フットボールをするうえで欠かせないのはタックル。
ディフェンスの選手、特にLB、DBは、スピードに乗ったボールキャリアーに向かってパシュートし、なおかつ一撃で仕留めなければならない。オフェンスの選手も、ターンオーバーの瞬間ディフェンスとなってタックルしなければならないわけであるから、覚えておいて損はないだろう。
Seattle Seahawksのタックリング動画は非常に参考になる。
タックルの基本中の基本は、内側から外側へのキャリアーのランコースを狭めていくインサイドアウトである。動画の最初のほうの練習にもあるように、キャリアーの半身内側をキープしながら、キャリアーが外へ逃げるならクロスオーバーステップで追う、インカットのためにストップしたなら足幅をキープし縦に上がる。
もう一つ、これは特に学生アメフトで見られがちな光景であるが、キャリアーの足元にヘルメットだけで飛び込むようなタックルはナンセンスであるということだ。
怪我の危険性も高まり、そもそもヘルメットだけで倒れるようなRBはRBではない。
#29Earl Thomasのタックルをみても、逆ヘルでタックルするシーンがよく見られる。
FSとしての最大にして基本の役割は、絶対にタッチダウンを許さないことである。パスプレーではもちろんのこと、ブロッカーを盾に抜けてきたキャリアーを確実に仕留めなければならない。
基本に忠実なパシュートから、芯をとらえる。
動画の表現を日本語に訳すと、「自分の外側の尻を相手の内側の尻にぶつける」というイメージである。
自身これを常に頭においてタックル練習をおこなっているが、非常に頭と体のイメージがマッチしており、端的に言うとやりやすくなった。
タックルは折れない気持ちであるという精神ももちろん大事であるが、タックルの技術向上は怪我の防止にもつながる。
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